2015/12/22 17:58
暮れの慌ただしい時期、もうすぐクリスマスだなんて一年ってあっという間ですね。
先だって、森先生のお嬢様に「森先生のクリスマスの過ごし方」をうかがいました。
部屋の明かりをローソクだけにして、クラシックを聴きながら静かにすごしていました。
なんだか森先生らしくて、私もマネしてみたくなりました。
本日はショップに新しく追加した書籍がございますのでご紹介いたします。


「糸とともに50年」森麗子著・2005年・文化出版局発行

詳しくは、ショップページでご確認下さい。→コチラ
本書は、森先生の50年にも及ぶ創作活動をまとめた作品集です。

1970〜2005年までに制作されたものを時代ごとに収録し、
作品のいくつかには森先生の詩も添えられています。
また、巻頭に森先生自身が50年の歩みを振り返った「糸とともに50年」という序文、
巻末には「作品が生まれるまで」という、発想を創作へと導く段階を紹介した文章が添えられています。
特に序文「糸とともに50年」では森先生の迷いや、気付き、力強く前進して行く「ファブリックピクチャー」の創作活動の様子を垣間みることができ、ファンならぜび一読したい内容です。
一枚一枚ページをめくりながら、ゆったりとした時間が流れる木木や森、家や街の作品を鑑賞していると、
旅先で森先生が「感じ」「とらえた」感動を共有しているような不思議な感覚になります。
森先生ご自身のお気に入りの作品を集めた、「ファブリックピクチャー」ワールドにゆったり浸れる素敵な作品集です。
それでは、年内にもう一度ぐらい更新できたらと思っています。
お忙しい中、お読み頂きありがとうございました。